まあるい小さな世界に込められた"私"と言う証はいつまでも残ってしまうのに、この年になって意外と重要な印について今まで関心を待っていなかったように思います。ありふれた印を無意識に使い続けてきてそろそろ自分らしい印に変えてみてもいいかな?と思うようになったのです。
そのきっかけとなったのが、このまんまるな南部鉄器の朱肉入れ。こちらはおなじみの『KOHORO』でみつけました。先日お仕事の関係でお世話になった際、お勘定(この言葉がよく似合う)をする机の上にちょこんとのったかわいい物体を発見し、「これなんですか?」と伺うと、「朱肉いれですよ」と教えてくれました。なんてかわいいのー!
こちらは、南部鉄器で有名な盛岡市の『釜定工房』のもの。伝統的な技法はもちろん現代の暮らしにとけ込む意匠がとても素敵なのです。
朱肉入れを手に入れた直後、偶然ガラスペンの職人さんにリンゴの木を使った創作印を作る『あずみの遊印』さんをご紹介頂いたので早速作って頂くことに。イラストなど面白いモチーフもなんでも印にしてしまうのですが、私はベーシックに無垢のリンゴの木に名前だけを彫って頂きました。
この二つのセットは、なにか自分の小さな分身が生まれたみたいでとってもいとおしく思います。
ご紹介頂いたガラスペンの職人さんとあずみの遊印さんに、お礼のお手紙を書きました。もちろん、ガラスペンで書き最後に印を押して・・・。

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